Japan の奇跡の高度経済成長期を裏で支えたクスリの名前を知っているかな?
──『夏かと思ったら~、冬かと思ったら~、秋でした~。チクショー』──
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2023年11月22日(水)。21時02分。
過ごしやすい季節になってきました。
「Japan の奇跡の高度経済成長期を裏で支えたクスリの名前を知っているかな?
メチルフェニデート。通称『リタリン』。日本では眠気がしたときに頓服すると、魔法のように眠気が覚めて延々と働き続けることができる。
『48時間戦えますか?』これは日本の高度経済成長期に流行ったテレビコマーシャルの宣伝文句だ。この時代のキャッチコピーと言ってもいいかもしれない。
このメチルフェニデートを偶然手に入れた大学生が日本に現れたらしい。住所は京都。大学は同志社ユニバーシティ。京都ユニバーシティではないところが良いところだ。
能力としては至って普通。IQテストを計って至って普通だったらしいが、ひょんなことからメチルフェニデートを手に入れた。
偶然にも。酒の飲み過ぎで心療内科に行くような馬鹿だ。そんな馬鹿で普通で一般な青年が高度経済成長を支えた魔法の薬を手に入れた。
突然に大学の成績を上げていっていた。上限まで単位を揃えることができたらしい。まあ、同志社ユニバーシティならば出席と普通の頭があれば単位など誰でも取れるが。
AmazonでAmazon.JP では売っていない音楽を手に入れようと、Amazonに架空のステイツの住所を登録しようとして、CIAが軽く目を付けた。その後調べていくと、これらの形跡があれよあれよと出てきたらしい。
彼を特別に仕立て上げようと、そういう議論が始まった。彼にメチルフェニデートを永遠に与え続ける人生にしたら、一体彼の人生はどう好転していくのか。Japanと同じように高度経済成長を延々と続けることができるのか。
実に興味深い。
人間として。国籍もそこそこのJapan。何よりも平々凡々な何も持っていないこのステータスがまた魅力的だ。
実験にこの上ないステータスを持っている。
やり方は簡単だ。彼を統合失調症にする。まずは日本にいる宗教団体を使って、彼に集団的なストーカー体験を与える。スマートフォンやPCをハッキングした後に、コグニティブコンピューティングを用いて彼が天皇の婿になるという情報を与え続ける。
彼は世界が一変したと思うだろうね。その顔が見てみたいが、仕方がない。
就職活動は全て落とす。集団ストーカーやコグニティブコンピューティングの連鎖反応に耐えられるわけがないからね。向かう先は京都ユニバーシティの檻の中さ。
檻の中に入ったら。監視衛星から放射線を浴びせ続けて脳内に幻聴を作り出す。本物の恐怖を味わってもらい、『自分は病気なんだ』と確信させる。永遠に幻聴は続く。恐怖体験をトラウマに、『自分はもう無理なんだ』と諦めさせる。
そこからがようやくスタートだ。
まずは預貯金を0から始める。どんな手段を取ってもいい。とりあえず0にする。
その後、メチルフェニデートを与える。日本では規制が厳しくなった分、メチルフェニデートの徐放液である『コンサータ』というクスリがある。『コンサータ』。実にいい名前だ。調和。整理。メチルフェニデートには依存性があるから彼はコンサータを飲まない選択肢はない。
あったとしても彼が一般人で、働いていてメンタルクリニックに行かなくなったなどのケース以外は考えられない。
彼はもう統合失調症なのだよ。一生メンタルクリニックに行ってもらうことは我々の実験の大前提なのだよ。
彼は障害者。障害者になる。一度障害者になれば、一生障害者。特に彼の場合は障害者という身分を手から離すことは出来ないし、しようとも思えないだろう。
メチルフェニデートの依存性──それは処方している者でないと分からない。多幸感。眠気からの解放。集中力の向上。全てにおいて自分自身を進化させるトリガーとなる。
なんなら自分の身体の一部とでも思うようになる。君も手足が無くなったら嫌な思いをするだろう。それと同じ感覚だ。
残念ながら彼は、孤独で、我慢強くて、ただ成長だけを続けなければいけない運命にある。それでも能力は元々から平凡そのものだ。だからこそ──ある時は不幸と感じるだろうし、ある時は幸福だと感じるだろうね。──自分は実験台にいるのだ。そんな妄想にも駆られて、何かしらの手段で訴えるのかもしれない。
事実だけどね。
我々は存在しない組織なのでね。ただ彼を見守り続けて、人類の進化の可能性の一つのモルモットとして生きてもらうよ。
見てるかい。君。君だよ。君次第なんだよね。人類の進化が進むか、そのままか。
結果が全てのこの世界。生きる過程は我々で記録しておくから、結果を出して徐々に有名になってほしいと願っているよ。
同志社ユニバーシティで何も持っていなかった青年くんよ。
君はもう既に特別なんだから。後は自由に遊びなさいな。
それこそが」プツンッ。
☆☆☆
こんにちは。井上和音です。
ダーウィン事変06を読んでいたらアメリカンな要らぬ妄想をしてしまいました。自分が特別なのは知っています。特別というのは、能力が特別とかではなくて、障害者という身分にいて、コンサータという頭が良くなる薬を処方してもらっている稀少な人生を歩んでいるという意味での特別という言葉です。
現代に残る最後の階級制度が障害者なのかなと思っています。年金が貰えますからね。地獄は見ますが、国からの給付金がある程度安定して入ってきます。ちゃんと有益に使いましょう。資格試験もちゃんとやるから。もうちょっと年金が増えたら嬉しいですね。え? 実験を催した誰かさんは井上さんが自力で資産を増やすことも実験目的の一つに掲げている? いやだなもう。私に投資の才能などあるはずないでしょう。わはは。
HSK3級の過去問をKindleで買ってやってみましたが、听力(リスニング)しかやっていませんが、何を言っているのかさっぱり分かりません。ところが、採点をしてみると7割8割くらい当たっていたりします。なんというか、「この単語聞き取れましたか」みたいなテストだなあと感じました。日本のセンター試験や自動車運転免許の試験とは大違いですね。中国のほうが試験に関して親切なのかな。日本のひっかけ問題のような試験体制はマジで嫌いです。みんなを通して何が悪いんだよ。日本の馬鹿! もう知らない!
なんの話だったんだろうという今日の記事になりましたが、とにかく最後まで資格試験には足掻こうかなと思います。明日もお休み。わーいわーい。
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