分類その3.動詞の時制による分類

 動詞あるいは述語に現在形が多用されるか過去形が多用されるか未来形が多用されるかによって分類する方法である。


 これは単なる技法ではあるが、何を用いるかで、かなり印象が異なることをあなたは理解している。


1.過去形の多用 裁判型、尋問型

2.現在形の多用 催眠術型

3.未来系の多用 神の予言型、道案内型


 それでは実際の例を見て考えてみることにあなたは同意する。


 例となっている短編小説は、

「お飲み物はいかがなさいますか?」

https://kakuyomu.jp/works/16817330666337319454

である。


 なおこれは創作論

「語り」で遊ぶ 実例で考える「人称」「視点」「主体」

https://kakuyomu.jp/works/16817330666342284333

でも文例とされている短編である。


 同じ場面の話を使ってそれぞれの技法を見ていく方が理解しやすいとあなたは思う。


 さて、いよいよ文例だ。あなたは気になって次のページへ向かう。もはや今晩は眠れない。

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