第2話 シークレット・ミッション
岡田正義は土浦の花火を見に、つくばセンター駅からバスに乗ってやって来た。土浦駅ナカのタリーズに入った。壁にはマウンテンバイクが飾られてある。11月だというのにやたら暑い。最高気温が24℃、ありえねー!アイスコーヒーのトールサイズ、塩麹ワッフルを頼んで、充電しながら一息ついた。最近、ケータイがすぐ熱くなる。10円玉で冷ました。
土浦市の表玄関となる当駅は城下町の歴史を有する中心市街地の東端に位置し、駅東側には日本の湖では琵琶湖に次ぐ面積である霞ヶ浦が近接していて、桜川や川口川の河口部であった駅及び線路東側は湿地帯や沼地、蓮畑が殆どであった。
駅周辺地区は中小規模の商店やオフィスビル等が集まるエリアとなっている。
かつては西口側の駅前(元々、東口は存在せず、上野側跨線橋の改修工事後に開設された)にはワカサギ等の佃煮や貝細工などの民芸品を売るお土産屋が数件立ち並ぶなど、霞ヶ浦観光の玄関としての側面を持ち、 京成百貨店、小網屋、丸井などの百貨店が立地していたが、1989年、1999年、2004年1月にそれぞれ撤退した。また、西口駅前には再開発ビル「ウララ」が立地し、複合商業施設としてイトーヨーカドーを核店舗としていたが、2013年2月17日に医療機関など一部店舗を除き閉店した。改装工事を経て、2015年9月24日から土浦市役所本庁舎として供用を開始した。
風俗店が集まるエリア桜町二丁目界隈は駅から徒歩圏内にある。2000年代に入ってから、駅周辺には高層マンションが多く建設されるようになった。内陸部に位置するが、霞ヶ浦が近いこともあって駅の標高は3.4メートル (m) と低い。なお路線バス、タクシー乗り場は駅の東西にある。
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