あやなっちとマンドリン

ヤッキムン

マンドリン

あやなっち、大学生になる。

神戸の。

文学部。


キャンパスを歩いてた。

科目登録するために。

1回生最初の科目登録。


そしたら

「マンドリンのサークルですけど、今から演奏会やりますので、聞きにきませんか?」

って、女子に声をかけられた。


「え?いいですよ」

って言って、その女子について行った。


音楽サークルの並ぶ音楽長屋で、いろんなサークルの演奏会をやっていた。


マンドリンサークルの場所で座っていたら、まもなく演奏会、始まった。


さっきの女子も、マンドリンをかかえて演奏している。


めっちゃきれいな音色。

可愛い音色に感動した。


形も可愛い。

弾き方もまた可愛い。


演奏会終わって、あやなっちは、マンドリンのサークルにすぐ入部した。


「はいっ!今日から、これ、あなたのマンドリンね」

って言って、女子の先輩は、うちに、マンドリンを渡してくれた。


めっちゃ可愛いマンドリンの形。


「ありがとうございます」

って、お礼を言って、受け取った。


「これから、このマンドリンで練習して、うまくなってね」


「はいっ!練習します」


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