筆を折った人と初心者向け、冬木姉弟による0から始める小説の書き方

@kurekyurio

はじめに

ユウキ「押忍! 小説書き続けて、7年の冬木ユウキだ!」

アリス「初めまして。小説は読んでばかりの、冬木アリスです」

ユウキ「ここでは主に初心者に向けた、創作論を語っていくぞ!」

アリス「かつて小説家になろうで投稿していたエッセイの、再編成版です」


ユウキ「早速小説の書き方について、紹介だ!」

アリス「まずどんな事を紹介するのですか?」

ユウキ「最初にみんなに伝えたい事は、とにかく書けだ!」

アリス「えぇ……。身も蓋もない事を……」


ユウキ「もっと言えば、100点を目指さず、30点くらいを目指して書けだな」

アリス「なんで30点なのですか?なのですか?」

ユウキ「初心者が100点の小説なんて、書けるはずがない」

アリス「そう言うものなのですか?」


ユウキ「ああ。そもそも7年続けても、未だに100点所から、80点にも満たないからな」

アリス「それは単にユウの才能が、ないだけでは?」

ユウキ「それは否定しないが、書き始め当初と言うのは、それよりも酷いものだ」

アリス「へえ。そう言うものなのですね」


ユウキ「俺が言いたいのは、数に勝る質はないと言う事だ」

アリス「でも粗悪品を乱造しても、意味がないのでは?」

ユウキ「いや、上手くなりたいと思うなら、まず駄作が書けなきゃだめだ」

アリス「駄作を書きたくないのですが……」


ユウキ「でも現実、駄作も書けない奴は、良作など書けない」

アリス「言い切りましたね……。それは何故です?」

ユウキ「何故なら文章力や構成力は、経験によるものだからだ」

アリス「一朝一夜でつくものではないと?」


ユウキ「ああ。本を出したいなら、沢山読んで書けと言われる時代だからな」

アリス「なるほど。だからとにかく書けって事ですか……」

ユウキ「ただ書けって言われても何を書けば良いのか、分からないからここに来たんだと思う」


アリス「それはそうでしょう」

ユウキ「だから最初は、『何を書くのか?』を解説したいと思う」

アリス「なるほど。それが今回のテーマですか……」

ユウキ「まあぶっちゃけ、思い付いた事を、そのまま書けば良いんだけどな」


アリス「え? それでは支離滅裂な、話になるのでは?」

ユウキ「見返して繋げれば、意外とどうとでもなるものだ」

アリス「そう言うものなのですか……」

ユウキ「初心者に大事なのは、書く習慣をつける事だ」


アリス「書く習慣。最近流行りの習慣化ですね」

ユウキ「難しく考えず、頭に出た言葉を否定せずに、まず文字にしてみるんだ」

アリス「それで何か変わるのですか?」

ユウキ「文字にする事で、連想言葉みたいに、次々と言葉が浮かんでくる」


アリス「なるほど……。とにかくまずは文章に慣れる事から始めるのですね」

ユウキ「そうだ。整合性は後から考えれば良い。とにかく文章を出す事を意識するんだ」

アリス「小説を書くのって、意外とステップが多いのですね」



ユウキ「とまあ、こんな感じでこのエッセイは続いていくぞ」

アリス「大体1200~2000文字で収まるように書いています」

ユウキ「次回は初心者が書く前に知って欲しい、心構えから解説だ!」

アリス「そこから始めるのですね。色々大変そうです」


ユウキ「それじゃあ、みんな。良かったら次回も宜しく!」

アリス「お願いいたします」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る