(二)-10
拓弥は自分の竿を上下に振って先端に付着している尿滴を飛ばした。そのとき気づいた。拓弥のことばかり考えていた自らの股間の竿が充血していることに。
そして尿滴を振り散らす際に、管の中の残った尿滴の排出を促すために手で竿を前後にしごいたこともあり、自分でも充血していきり立っている自らの海綿体に少しではあるが、驚かずにはいられなかった。
慌ててズボンに収めようとしたが、長くなったものは、取り出すときとは違い、収めるのに少し手間取った。というか、むしろ収まらなかった。
やむを得ず拓弥は、背後に並ぶ大便器のブースに入ることにした。
(続く)
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