あるいは幸運なミステイク
結音(Yuine)
儚き夢よ
異世界転生。
それは、現世に失望し 来世へと希望を託す
かつて子どもだった大人たちの、
オトナになっても捨てきれない
彼だって わかっている。
わかってはいるが。
たとえ、
夢を語るくらいは いいではないか!
そう 言い捨てた彼が。
自身が望んだそれに遭遇したのは、
幸運だった、と いえるのであろうか。
たとえ それが 女神の気まぐれであったとしても、
彼にとっての ひとときの夢。
叶えた 夢の 行く先を
作りて 歩むは
彼には、希望しか見えていなかった のかもしれない。
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