詩を書く時
熟すまで待とう
わたしの言葉たち
降ってきたものを
触って
見つめて
吟味してから
新鮮なものが
良い時もあるけれど
それでも
すぐに乱暴に放り出すのでは
やっぱり何か違う気がして
整った形でなく
でこぼこした心情を
迷いと戸惑いを
そっと胸のなかで
温めてから
もし、できることなら
あなたへ、そっと差し出したい
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