ゆめうつつ
温もり恋し冬の夜
悲しい夢にうなされて
亡きひとの名を無意識に
声にならずに呼んでいる
外は木枯らし窓揺らし
わずかに残る
冷えた足先、湯たんぽ探す
丸まりながら我が身抱きしめ
呼べどこたえる声はなし
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