第3話 文化の日/『文化祭で告白』

「文化部の展示やステージがメインのはずだよな」

「活動を発表する場がないと……ね」

「模擬店やらクラス出し物に文化なんて関係なくて、祭要素のみだよね」

「……私は楽しいけど」

アイドリングトークを誤り、しらけムードのまま告白し、玉砕。

「ほら……失恋は、数々の文化や芸術を生み出してるよ?」




◆11月3日は「文化の日」/2023年11月3日作

#140字小説 『文化祭で告白』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る