第3話人見知りをしていた学生時代

 学生時代は、対人関係が苦手で、よく人見知りをしていた。

 人の顔を見て、目を見て、会話ができないのがまたこの上なく嫌で、何とか改善しようと思ったけど、できなかった。

 人がどう思っているのかが気になっていて、人と会話するのが億劫になってしまっていた。

 

 今でも、少し人見知りがあり、どんな人でも話せる人がうらやましく思えてしまう。

 ある意味羨望のまなざしを向けるわけで、相手の感情を完璧に読むなんてことはsできるはずもない。

 他人と行動を合わせることもできず、楽しい会話もできないので、相槌で終わってしまっていた学生時代。

 威圧的な相手には臆する自分が情けなくなってしまう。


 精神がそんなに強くないので、おどおどして見えるかもしれない。

 それは学生時代も今も変化していない。


 相手がどう思っているのかが気になって、集中できなかったり、嫌な顔や冷たい視線を感じたら、行動がうまく取れなくなる。

 そんなもどかしい日々をずっと過ごしていた。


 自分は他人とは違う生き物なんだなって感じてしまい、境界線を作ってしまう。

 壁を作り、相手をシャットアウトしてしまうことも多々あった。

 それが人見知りが多かった学生時代の話。

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