当て書きTRPGシナリオ
当て書き編❶初稿をあげよう
◆7/8:TRPGシナリオを書こう
7月7日。とあるTRPGシナリオで遊んだ所、ペア相手のキャラがロスト(=死亡)してしまいました。
前提として、そのシナリオの結末は納得しています。物事の因果として納得できるし、ロールプレイとしても綺麗な終わり方。
それはそれとして、「ペア相手に何もしてあげられなかった」という罪悪感が強く、翌日はご飯が喉を通らず味もせず。
気持ちのやり場を考えた末「そうだ、ペア相手のためにシナリオを書き下ろそう!」という結論に行き着きました。
このペアが可愛い気持ちを普遍的な形で出力して残しておきたかったんです。
というわけで、7月8日から当て書きTRPGシナリオを書き始めました。
◆コンセプトを固めよう
シナリオ当て書きって、実質同人誌執筆らしいです。
私の場合、「読まれたい数字欲しい何かになりたい誰かに認められたい褒められたい喜ばせたい」といった外発的動機づけだけを目的に執筆すると他人に振り回されて消耗してしまいます。
なので、普段からの個人的な一次創作字書きスタンスとして、
❶自分が書きたいものを書く
❷自分以外にも楽しめるような高クオリティの作品を目指す
❸作者にできるのは、見せる前の段階で作品のクオリティを高めることだけである。作者の手から離れた後の受け手の反応や感情はコントロールできない
と心掛けています。
今回も、❶私が書きたいから見たいから書く&ペアキャラ2人のために書くという前提。
かつ、❷想定読者=相手プレイヤーさんになるべく「時間を割いて良かった」と感じて貰えるようなシナリオを目指したいです。
私自身の書き手としてのプライド・相手プレイヤーさんへの配慮として、キャラクターへの思い入れ補正抜きでも面白いシナリオを目指しましょう。
相手プレイヤーさんの過去ツイートを遡ったり、特に回したい/好きなシナリオとして挙げているシナリオを読んだりして、好きそうな傾向を調べてみます。
私と相手プレイヤーさんの好きそうな傾向・ペアキャラで見たい展開を組み合わせた結果、「TRPG要素とギミックしっかり・ボリューム厚め・夏の和風じっとりホラー」がコンセプトになりました。
◆7/13:相手プレイヤーさんにお伺いを立てよう
7/12、TRPGシナリオ❶作目のテストプレイが終了。
「クオリティを問わなければ、私でもシナリオを完成させられる」ことが分かりました。
テストプレイ終了直後に「この前のペアで、また新しいシナリオを遊びましょう。シナリオは私が準備します」と打診して許可を貰いました。
「シナリオ準備します」とは言ったけど、「既存のシナリオ探してきます」とは一言も言っていません。
サプライズにしたかった&個人的なスタンスとして【エターナるのが嫌なのである程度形になってからじゃないと表に出したくない】ため、周囲には伏せたまま本格的な執筆を始めました。
・少なくとも叩き台初稿はさっさと作り終えたい
・手直しやテスプを重ねてクオリティにこだわりたい
・2025.2月に開催されるだろう一斉投稿企画での頒布を目指す……
というスケジュールを想定。
◆ 7/21:犯人とトリックを決めよう
7/21頃に、シナリオの真相とギミック(※ミステリでいう犯人とトリック)を決定しました。
個人的なスタンスとして、【知らないジャンルを書く時は、先行作品を読んでお約束・あるある・傾向・雰囲気をインプットする】ようにしています。
「夏なので無料ホラーシナリオが読みたいです」とフォロワーからお勧めシナリオを募って50本程度読んだり、身内からお勧め映画を教わってホラーあるあるを調べたり、夏の心霊特番を見たり。
そんなこんなで7月中、シナリオを50本以上読みました。
シナリオチャート(ミステリでいうプロット)を決め、叩き台となる初稿15000字を書き上げました。
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