ひよっこ執筆記録🐣
さえ
自己紹介
初めまして、
好きなジャンルは現代ドラマ、SF、ミステリ。好きな作家は綿矢りさ先生です。
普段は創作同人を軸に活動しており、2023年度からは公募に挑戦しはじめました。
この作品は、同人活動と公募を中心にゆるくお話するエッセイとなっております。どうぞよろしくお願いいたします♪
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まずはこのエッセイに至るまでの略歴から。
筆者は幼稚園の時からオタク気質でした。お日様の下裸足で駆け回るより、絵を描いたり小説を書いたり空想したりするほうが好きだったのです。
幼稚園のとき初めて書いた小説は、いちご大福の擬人化キャラである主人公が、小さな村の悩み事を解決していく短編連作メルヘンだったと思います。
ディズニーチャンネルオリジナルムービー二番煎じのお姫様ものや、ハリポタ二番煎じの魔法学園ものも書いていました。
小学生時代の愛読書は『マリア探偵社』『NO.6』『都会のトム・ソーヤ』『サーティーナイン・クルーズ』や東野圭吾作品、ホームズ全集等でした。
そんな筆者が、プロットからしっかりくんだ小説を完結させたのは高校1年生の春。3ヶ月半ほどかけて8万字強の同人小説を書き上げました。
ジャンルはたぶん「現代ドラマ」、タイトルは『死体はともだち』。父親に虐待されていた中学生がストレスに耐えかねて放火殺人するも、罪の意識に苦しみ、最後は罪を受容して親の呪縛から解き放たれるという内容。
これを当時運営していた携帯サイト&小説家にな●うに投稿。なろうの読者さんからは「エロ抜きの山本直樹作品っぽい」という感想をいただきました。
しかし最終的な作品の出来はなんか……思ってたのと違う! 頭の中にあった時はもっと面白かったのに、目の前にあるこれは何?
執筆後の燃え尽き症候群、フォロワーの書いた作品のクオリティと比較、理想と現実の差、自分の才能への失望、拙い文を『創作』だのと銘打っていることの羞恥。自分は井の中の蛙と気づいて劣等感が爆発し、小説が書けなくなり絵を描くモチベーションも低下してしまいました。
さらに睡眠時間を削っていたことがわざわいし、自律神経失調症になってめまいで倒れてしまいました。
その後筆者は焦りのまま2作品を執筆開始するもエタらせてしまい、一次創作者としての自信を完全に失ってしまいます。
そして筆者はしばらく迷走期間に突入するのでした。
「自分には才能なんかなかったんだ……」
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数年後。筆者は九州にて大学生になっていました。
安穏とした生活を送っていましたが、創作者としては怠惰で憂鬱な日々を過ごしていました。
そんな中、一次創作者としての自信を失っていたことから、筆者はTwitter創作交流企画・TRPGといった交流創作を始めてみたのです。
最初の頃は、(まともなクオリティの物が作れないのに創作者を名乗るのはおこがましい)と自分を追い詰めて、「私は絵描きでも字書きでもありません」とか言っていました。
しかしここで転機が訪れます。
創作交流企画ジャンルには、参加者のキャラクターを使って作者が本編を執筆する『ストーリー進行型企画』というものがありました。
筆者はその進行型企画の主催として、参加者が作ってくれた20人のキャラクターを使って、企画本編小説を書くことになったのです。
ジャンルはたぶん「SF」。タイトルは、“When life gives you lemons, just make lemonade.” ということわざからとって『Lemonade』。犯罪が急増し治安が悪化した近未来アメリカで、元受刑囚と警官がバディを組んで事件を解決していくという内容。
参加者さんたちからは多くの感想やファンアートやオリジナル楽曲&動画を頂き、完結後は同人誌として製本して頒布することができました。
エタ作品を連発し「一次創作者」として成果を出せていなかった迷走期間のことを苦々しく思っていたのですが、その間に映画をインプットしたり脚本構成を勉強したりしていたおかげで、読者をわくわくさせたり喜ばせたりすることができたのです。焦ってから回って無駄に思えた時間もちゃんと糧になっていたようで嬉しかったです。
18万字ほどの小説を書き終えて、「ああ、そういえば私は物語を書くことが好きだった」と思い出すことができました。小説を書いていると、自分があるべき場所に収まっている気がして、とても安心するのです。
この作品のおかげで、筆者は物書きとしての自信をある程度取り戻すことができました。
ちょうどその時期、筆者はあるブログと出会います。相崎壁際さんという方が4年間の修行・およそ15作の投稿をへて、GA文庫から受賞デビューするまでの道のりを描いたブログでした。
夢を叶えた人が本当にいるんだ!
筆者と相崎先生は別人なので、15作書けば受賞できるかとかは別の話として。自分も15作も書けば実力が上がるのでは?
小説、うまくなりたい! 物語を書く楽しさやワクワクする気持ちを、これからはずっと忘れずにいたい!
「今なら書けるかもしれない!」
「才能なんかなくてもやってみたい!」
読者からの反応と相崎先生のブログ。この2つに大きく背中を押されて、筆者は公募での鍛錬生活を始めることになったのでした……。(2023/11/01)
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