第4話 魔法発動

今の俺に出来ることは

「スキルしかない!イベント選択発動!」


イベントセンタクシヨウシマス

センタクシテクダサイ


①魔法使いの爺が現れる

②炎の魔法を覚える


「くっ!」


魔法使いの爺か…

不親切な選択肢だ、セオリー通りなら偉大な魔法使いが現れ助けてくれるパターンだが、ここには味方とは書いていない。


リスキーだ、罠の匂いがする


「2番だ!」


リョウカイシマシタ


ホノオノマホウヲオボエマシタ


シヨウスルニハ


ヒトサシユビヲモクヒョウニムケ


バーントトナエテクダサイ


人差し指を狼に向け唱える


「バーン!!!」


指先から赤い閃光がほとばしる


ドゴオオオン!!!


「は?」


狼どころか、前方家1件分の空間が炎に包まれた

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