第40話 エージェント米倉
警察官の米倉は勤務中に遭遇した強盗事件で犯人に撃たれ負傷してしまう。療養中に提出しておいた転属願いにより公安部に配属され、日本への入国者のチェックをしていると既に死亡している栃木出身者の名を騙った入国者を発見した。
パスポートの写真を照会すると、その人物は国際刑事警察機構から手配されている国際的な暗殺者の劉であることが分かり宿泊先のホテルに向かうものの一足違いで取り逃がしてしまった。その後、街中で米倉は偶然に劉の姿を見かけ、逗留先を突き止めて監視活動に入ったがその動きから劉の目的は皆目知れなかった。
劉の監視中に東武日光駅周辺で姿を見失ってしまった時、同時刻にそこに居たのが留萌首相であることに気づいた米倉は劉の目的を確信し警告を発した。しかし、何らかの対策が講じられる様子も無く何故か米倉は任務から外され、共に捜査をしていた同僚も他の部署へと振り向けられてしまう。そして、米倉達がそれまで集めた劉に関する証拠物件もいつの間にか消えていた。
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