第2話 特別会員証 No.6 〇〇〇〇

「よ!黒沖!今日も朝からやってますなぁ!」

「おっす〜。くろーきーげんき〜?」


「おう、おはようさん」


こいつらは俺の友達の高橋健吾たかはしけんご星宮桃地ほしみやももちである。中学校から一緒につるんでいる奴らで検査のときにも奇跡的に3人共魔法適性があり一緒のクラスになった。


ちなみに黒沖とは俺の名前の黒田沖田から田を抜いたあだ名のようなものである


「それにしても何話してたんだよぉ?白石姫と〜?」


「大げさだなぁただおれのブツを切り落とすかどうかの話をしてただけだよ」


「いや、十分やばいじゃんくろーきー」


「なに‥白石姫と話せるなら何でもやるさ‥それこそお前のファンクラブに入っている奴だって多分頼めばやってくれるだろう?」


「僕のファンを狂信者みたいに言わないでよ‥あと僕にファンクラブが居るの初耳なんだけどー?」


「モッチーはいいよなぁ何もしなくても女子がついてくるなんて‥俺なんかもう4人に断られてるんだからなぁ!」


モッチーとは健吾が桃地に対して使うあだ名だ。他界した犬が桃地に似ているらしい


そうだなぁ‥この二人を簡単に言うならスポーツ刈りのの野球部員とかわいい白髪美少年である。‥俺?どこにでもいる高校生ですけど?


あーあと追加で言うなら健吾が身体強化の地の適正、桃地が癒やしの光の適性でありふたりとも魔力適正値が高かった。‥俺?‥なんか触れたらその人の属性がわかる水晶玉を触っても茶色にも黄色にも何色にも染まらずにただ強烈に光っただけの自分がなんの適正なのかもわからないただの高校生ですが?


今更だけどなんで俺この学園に入れたんやろ?


「僕だって好きでついてきてもらっているわけじゃないんだよ〜、それに僕にファンクラブがあるってどうゆうことー?」


「さぁな?ただ学生寮からここまで来る間に横通った奴らが[私桃地様のファンクラブに入りたいなぁ]って行ってたから聞いてみたら倍率すごすぎて入れなくて困ってるって言ってたからな、お前がなんとかしてやれよ桃地?」


「えー!?無理だよぉ!今それを初めて聞いたし倍率がすごいってどうゆうことなのー!?僕は資格かなんかなわけ‥?」


「それにーファンクラブなら白石姫の方がすごいでしょ?男女問わず会員数がすごいことになってるって聞いたよ?ー?」


「まぁ!白石姫は空前絶後の美少女だからな!‥そしてもちろん俺も会員証を持ってる!しかも’’ナンバーズ’’にはいっているんだぜ!」


そういって健吾は会員証を俺たちに見せてくる。


「おまっ!?これって白石姫ファンクラブ設立時にいたやつしか貰えないいわば創立者のカードじゃねぇか!?」


「へぇーそうなんだねぇー健吾が創立者だったんだぁ!」


「はっはっは!羨ましいかふたりとも!だが‥あげなーい!はっはっh「なるほどあんたなのね」 カキィィイ!!


白石姫が何かを言った瞬間健吾が持っていた会員証が‥‥凍った



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                白石  ??


               好感度  0%


                ドン引きレベル


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