第14話:11月24日・・・かかりつけの病院へ。

相変わらず続く息切れ。

トイレに行くだけで、ゼーゼー言ってる、おもわず笑ってしまう。


今日、大きめの病院の先生が書いてくださった手紙をたずさえて

かかりつけの先生の元へ行ってきました。

そこは内科外科の病院で僕の家の近所に開業しました。


僕が嫁さんと結婚するため実家に帰ってきた頃からお世話になってる

内科の女医さん。

僕と歳はほぼ変わりません。

僕の体のことを一番よく知ってくれてる先生。

お世話になってもう長いです。


なんで今でも通ってるかと言うと、以前僕はストレス障害に

なったことを「幸せのハグとキス」のエッセイの中書いたことが

ありますが。


実はその病気にかかった時から今もずっとお世話になってるんです。

その頃は体と心のバランスが狂っていて定期的に見てもらっていました。


で今日、書いてもらった手紙をたずさえてね、行ってきたんです。

大きな病院の先生は最終的に僕の治療をかかりつけの先生に全権を

託そうと思ってるようです。


一応現在肺炎のために処方された薬は「ステロイド」朝食後だけ

飲む薬で胃を痛めてしまう可能性のある薬。


で、問題はこの薬、間質性肺炎を治す薬でありながら諸刃の刃的薬。

このステロイドを飲むことによって、血糖値の上昇、血圧の上昇

肝臓、腎臓、あるいは白内障、そういった箇所の悪化による血液の数値の

上昇・・・絶対とは言えないけどそう言う可能性を秘めてる薬なんだそうです。

そんなに危険な薬やめればって思いますが、まずは肺炎を治さないと

始まりませんからね。

死んじゃったら数値だとかなんだとか言ってられないですから。


だから管理が必要・・・だから僕の体のことを一番よく知ってくれてる

先生に預けようって話らしいです。


経過観察が必要なわけです・・・これからずっとです。

だから、まだどうなるかは未知の世界です。

僕にはなにも分かりません・・・先生に運命を託すしかありません。


手紙の他に僕なりに、これまでの工程をかかりつけの先生に説明しましたが、

さすが先生、すべて把握してくれました。

これから一緒に様子を見ながら薬の調整をしていきましょうって言ってくれました。


ってことで早速ステロイドによる副作用でおきる胃の薬が処方されて本日の

診療は終了でした。


つづく。


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