万聖節の前夜に仮装もせぬ吾を 異界の者は魔物とぞ見るか

(2023-10-27)




全然関係ないお話なのですが、

「万聖節前夜(ハロウィーン)の仮装」で思い出したこと。



何年か前、


駅前の商業施設群全体で、結構大きな「ハロウィン仮装祭り」的な催しが開かれてた場所にてのこと、


その日に、そういう仮装イベントがあるとは知りませんで、何心なく駅前から駅方向に歩いていたところ、

「見たところ、恐らく五十代くらいの、魔法少女の仮装をした、佐藤二朗氏似の男性」とすれ違いました。


結構、

…少なくとも、「揃いの絞りの浴衣を着て、各々手拭いを被り、『猫じゃ猫じゃ』を踊るリアル猫の一団」を見たくらいには、吃驚してしまいまして、


思わずぽかんとそちらを凝視してしまったところ、

その方は、それまでも、何やらあまり芳しくないお顔の色をしていらしたのですが、

一層気まずそうな顔になって、足を早めて歩き過ぎて行ってしまわれ、こちらも、ひどく申し訳無い心持ちになりました。


現在、お元気でおいでだと良いな…と存じます。

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