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  • 棘雪への応援コメント

    すごく共感出来る気がしました。
    傘を持った「みんな」はこの棘雪を気にも留めていない。血を流しているのは自分だけなのではないか。だけどもしかしたらそんな孤独な痛みが誇りとなって彼の心を支えているのではないか……そんなことを思いました。的外れだったらすみません。

    雪はどちらかというと優しさの象徴のようなイメージが強かったので、こうした扱い方はとてもkoumotoさんらしいな、と感じました。

    私は雪が好きなので、koumotoさんの作品で何か雪を扱ったものが他にありましたら教えて欲しいです。

    作者からの返信

    読んでくださってありがとうございます。そのように読んでいただけたなら、とても嬉しいです。痛みは自分を苛むものだけど、痛みに支えられている部分もあるかもしれない……たしかに、そんなところがあるかもしれません。

    自分も雪はとても好きなのですが、この作品ではこんなかたちになりました。雪を扱った詩はときたま書いていますが、小説だと少ないですね。

    ちょっとでも雪が出てくる作品だと、『墓碑銘カレイドスコープ』のなかの「探偵チェックメイト」「骨壺ノクターン」、『平均律のマルジナリア』のなかの「死神の轍」。
    そんなところでしょうか。もっと書きたいですね。

  • 棘雪への応援コメント

    棘の雪。胸に刺さりました。
    詩、言葉、哀しみ、怒り、不安、疑問、そして未来のない黒い空から。
    誰も傘を貸してくれないし、血で書く手紙の宛先も無い……。
    ああ、秋はいつもよりも痛みを感じる季節ですね。

    作者からの返信

    読んでくださってありがとうございます。なんだかとりとめのない作品になりました。でも、こんな気分なんだなあと、書くことで自分の心象が少しわかる気がします。秋は侘しい痛みを感じやすいですね。