現場では…

コカインを注射するために処方箋をあちこちの薬局に持つて行くが絶対にコカイン処方箋を受け付けない…「アヘンとハシシが必要だな」俺達はコカインを諦めヤクの売人に連絡する。6時間後にやっとアヘンとハシシを手に入れる。コカインは細胞レベルの中毒にはならにいので無ければ飯を食って眠ればなんの禁断症状も引き起こさない…ヤク切れの禁断症状は麻薬細胞を殺すわけで苦しい細胞変化に耐えなくてはならない。悪寒、痙攣、熱、不眠、憂鬱…「あんたはヤクやらないの?」もちろんやる。盗み、友達を密告し、人を騙す。自分の麻薬細胞を活かすためならなんでもやる…薬局…仲間の1人がてんかん発作の演技をする…とんでくる店員…その間に薬局の鍵付き麻薬ストックの棚を壊してある分全てのヤクをかっぱらう…仕事が終わるとてんかん発作演技をさっとやめて店を出る。大体あるのはコデイン、モルフィネ、ペンタゾシン…俺は逃げる車の中でモルフィネを注射する…完璧なリラックス…煙草に火をつけて一服するとモルフィネが身体中に広がっていく。ハシシはドヤ街で売られいる…売人は時にハシシに混ぜ物をしたものを売りつける。「こいつはなんなんだ?」本物のハシシは自分で大麻を栽培して作るのが1番良い…インチキ占い師がアワヤスカを瓶詰めにして売りつけようとする…このアワヤスカにテレパシン効果は無い。アワヤスカは採りたて液じゃないとなんの効果もない…

「憂鬱症」の俺は朝起きて紅茶を沸かしアヘン一欠片を飲む。憂鬱症状は無くなる。

それからハシシ煙草に火をつけて仕事に出かける。アヘン紅茶は1日効果があり、切れてきたらハシシ煙草を2本吸えば麻薬禁断症状は起こらない。通に立つヤク中…売人は必ず客を待たせる…ヤクが手に入らなければどうなるか身体に教え込む…売人に自分の治療の邪魔はさせてはならない…アヘン紅茶とハシシ煙草で禁断症状は1週間で治る。身体から麻薬が抜けると本当に食欲が湧き、仕事をしたくなり、SEXの欲望も現れる…しかし麻薬をやめてしばらくすると強い憂鬱症が現れる。そんな時はハシシクッキーを焼き、焼きたてクッキーにアヘンチンキを少量垂らす。

これであらゆる薬は止められる。アヘンとハシシの中毒になるが安く入手できるし少量ならコントロール出来る…「あんたヤク辞める気?」麻薬中毒者は病人だ。治療が必要。

ただインチキ医者に騙されてはならない…

現場を知っていて知識のある心優しい医者は

麻薬地獄から出る手伝いをしてくれる。

朝クリニックでヘロインを注射しメサドンを飲み、仕事に出かける。現場、今居る場所の空気、水、アヘン紅茶、ハシシクッキーが良いものならそこはとても良い街…現場…アンフェタミンの売人が道角に突っ立ている。イカれた覚せい剤中毒者が列をなしている。

アンフェタミンは薬ではなく毒だ。しかし現場は無知な警官が取締っている。警官=売人

完璧な密告システム…もういいだろう?腐った警官や政治家にはアンフェタミンをカプセルに入れて。ビタミン剤と伝える。腐れ野郎はやがて狂う…現場では…アヘン紅茶、ハシシ煙草はほとんど手に入らない…しかし嗅覚を敏感にし、アワヤスカでテレパシー捜索をすれば不正は必ず暴露する…現場探索はアワヤスカでトロンとした目をしたジプシー達が必ず不正を暴く。現場に残るのはアヘン紅茶とハシシクッキー…俺は芥子栽培を始める。

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