新しいプロジェクトの準備が進む中、カズヤとアリサは予期せぬ障害に直面することとなった。教育プログラムの設計や内容は順調に進行していたが、それを実施する場所や資金の調達に苦労していた。

「学校や自治体に提案しても、なかなか受け入れられない。」カズヤは悩むアリサに声をかけた。

「でも、私たちのプログラムは本当に価値があると信じている。」アリサは決意を新たにした。

二人は様々な企業や団体に提案を続け、資金調達の方法を模索していた。その中で、あるNPO団体から興味を示されることとなった。その団体は、子供たちの教育に関心を持っており、カズヤとアリサのプロジェクトに資金を提供することを提案してきた。

「これは本当にありがたい。」カズヤは感謝の気持ちを込めて団体の代表に握手を交わした。

新しいパートナーシップが成立し、プロジェクトは加速度的に進行していった。カズヤとアリサは多くの子供たちに金融教育を提供することができ、その成果は多くの人々から評価を受けることとなった。

しかし、二人はまだ満足していなかった。彼らの目的は、ただ子供たちに知識を提供するだけではなく、彼らが将来、経済的に自立した生活を送ることができるようにすることだった。

「私たちのプロジェクトはまだ始まったばかり。」アリサはカズヤにそう語りかけた。カズヤも彼女の言葉に同意し、二人は新たな挑戦に向けて前進していった。

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