伊邪那岐命と伊邪那美命の子

第十四話 大事忍男神のお話

 今回は大事おとことおし男神をのかみのお話をしようと思います。

 この神様は伊邪那岐命と伊邪那美命がお生みになった初の神様です。


 それ以前に生んでいたのは島々でした。


 大事忍男神の名前に入っている大事というのは、『大きな事』というのを指していて、忍は『押さえつける』という意味を持っているそうです。


 このことから、大事忍男神は大きな事を成す威力のある神様だとされています。


 つまり、これから神生みというとても大きな事を成すぞ! という宣言、または国生みという重大な事を成したぞという記念という意味合いがあります。


 ご利益は非常にわかりやすく、「大願成就」と「厄払い」です。


 ちなみに彼は古事記のみに登場していて、日本書紀に出ることはありません。


 さて、お話できるのはこれぐらいでしょうか。古事記でも、名前が出てくるぐらいで全く情報がありませんので。


 読んでいただきありがとうございます。

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