第36話 体育祭。リレーで勝負!
体育祭の次の競技はリレーだ。リレーの練習も事前に少しした。距離は、1人100mでそれを4人で合計400m走って勝敗を決めるというものだ。
僕達、赤組は走るフォームも動画投稿サイトで動画を見て研究し、実際に100m走る練習も繰り返し行った。
そして、リレーに勝てるように作戦もしっかり立てた。まず、事前に100mのタイムを測定し、それを元に、走る順番を決めた。1番目にはある程度足の速い人を選んだ。これはスタートダッシュで差をつけられないためだ。そして、2番目に走る人は、1人目に走る人と足の速さができるだけ同じ人を選んだ。これは、バトンパスがスムーズにできるようにするためだ。あまり、足の速さが違うと上手くバトンパスできないからだ。もちろん、バトンパスの練習も事前にやっておいた。そして、アンカーは、もちろん1番足の速い人を選んだ。基本的にこのように順番を決めた。
そして、リレーが始まった。赤組が今回も接戦ながらしっかり勝利をおさめた。リレーも白組はろくに練習もしていなかったようだし、作戦も立てていなかったようだ。やはり、練習をしっかりして、作戦も立てる事が勝利につながる事をあらためて僕達は実感したのだった。
全ての競技を終えて体育祭は赤組の勝利で終了した。僕達は達成感を感じて体育祭を終える事ができた。
「体育祭、赤組が見事勝利。嬉しいね。今田さんの作戦が全ての上手くいったね」
体育祭終了後、僕は今田さんにテンション高めに言った。
「そうね。リレーの動画とかをしっかり見て、作戦を立てただけだけどね」
今田さんは冷静に当然とばかりに答えた。
「最近の動画投稿サイトはすごいね」
「すごいのは、動画投稿サイトでじゃなくて、そこに動画を投稿している人達だけどね。それに玉石混交(ぎょくせきこんこう)で、良い動画もあるけど役に立たない動画もたくさんあるわ」
「確かに、最近、テレビが面白くないからテレビをろくに見ずに動画ばっかり視聴しているけど、つまらない動画が多くて、逆にテレビの教育番組とか見た方が時間の無駄にならないような気がしてきた」
僕は最近、動画を見過ぎているので反省する意味で言った。
「ちゃんと、見る動画は厳選しないと時間を無駄にする事になるわ。たまに、息抜きで、くだらない動画とかを何も考えずに見るのも良いけど、勉強しようと思って見るなら、事前に見る動画をしっかり決めて、見る時間もきっちり決める事が大切なの。勉強の動画を見るならノートもしっかりとって、見る事をすすめるわ。私は英語のリスニングの動画を見ながら、知らなかった英単語とか英文法をノートにまとめてるわ」
今田さんは動画を見る時も意識が高いないと僕は思ったのだった。
(続く)
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