第二十話ユニークモンスターとイベント準備②




ごろーさん…勘弁してくれよ……



ごろーは純粋無垢な瞳で俺を見つめる



こいつ多分言う事聞いてくれないってぇーー!!!


*


説明しよう!

この駒は一時的にその駒を入手した者の従魔となるシステムだ!


そして従魔は例外を除き、従魔よりLvが低くなると言う事を聞かなくなってしまうのだ!


しかもただ言う事を聞かないのではなく主人に向かって攻撃したりしてくるのである


(例外はごろーなどの特別な場合と進化してLvが従魔より低くなってしまったときである)


*



こいつの配属先はすっごく前線の俺が見えない位置にしよう…あっ…元から小さすぎて近くでも見えないわ…



使わなければいいじゃないかって…?せっかくごろーが狩ってきてくれた魔物だぞ!使わない手はないだろう……決して日本人特有のもったいない精神が働いたためではない…



だがコストの問題がある。

クラムーンのコストは50だ…なぜかごろーよりコストが低いが…そのことはとりあえず置いておこう…


俺がクラムーンが来るまでに考えていた構成が…



*


《ゾンビ ウルフ》×10

《ボーンウルフ》×50

《ウィッチ》×10

《スカル》×3

《メグリニ》×2

《闇の主 ごろー》×1


*


説明は簡単に


《ゾンビウルフ》はさっき狩ってたやつ。仲間を呼ぶ(一体につきボーンウルフ3)コスト5


《ボーンウルフ》はさっき狩ってたやつの下位種。コスト1


《ウィッチ》は焦熱の荒れ地に出てくる魔術使い。コスト5


《スカル》はスケルトンの最上位種。主な攻撃手段は長い爪による素早い攻撃だが、サブで火魔術も使ってくる。

コスト10


《メグリニ》はゴーストの最上位種の1つ。主な攻撃手段は味方へのバフと相手へのデバフ。それと同等の精神魔法も使ってくる。コスト10



このバランスの良いゴリ押しでもないしようと思っていたのだが、いかんせんコスト50はなかなかに重い…こうなったら…こうして…こうして…こう!



*


《ゾンビウルフ》×5

《ボーンウルフ》×10

《賢狼》×1

《人狼》×1

《狂狼》×1

《ウィッチ》×5

《スカル》×3

《メグリニ》×3

《クラムーン》×1

《闇の主 ごろー》×1


*



追加したやつの説明!


《賢狼》ウルフ種の最上位種。ウルフ種たがINTが高く、スキルにMP吸収を持っており、継続的な遠距離への強力な攻撃を得意とする


《人狼》ウルフ種の最上位種。AGIが非常に高く、スキルに斬撃、衝撃波を持っており中距離、近距離への強力な攻撃を得意とする。


《狂狼》ウルフ種の最上位種。STRが非常に高く、スキルに狂暴、連撃、強撃、を持っており超近距離への強力な攻撃を得意とする。


一応スキルも説明!


《MP吸収》

相手に攻撃が当たると相手の最大MPの1%を吸収する


《斬撃》

剣や爪での攻撃速度が上がり、自身の最大AGIの30%分のダメージを与える斬撃を発生させる


《衝撃波》

拳での攻撃速度が上がり、自身の最大AGIの20%分のダメージを与える衝撃波を発生させる


《狂暴》

スキルを発動すると理性が飛び、自身の最大STR、AGI、VITを上げる


《連撃》

拳での攻撃速度が大幅に上がり、相手がノックバックしなくなる


《強撃》

スキルを発動すると拳での攻撃速度が大幅に下がり、スキル発動中の拳での攻撃のダメージが大幅に上がる


こいつらとクラムーンをセットとして行動させ、こいつらが唯一苦手とする超遠距離への攻撃をクラムーンに行ってもらうことにした。


ぶっちゃけこの3体が集まると上位勢でもかなり苦戦させることができるだろう。



何ではじめの時にこの構成をしなかったのかって?



単純に集めるのがだるいんだよ!悪いか!



人狼を1つ作るのにゾンビウルフを100体倒さないといけないんだよ!それを賢狼、狂狼でやらないといけないんだよ!合計300体…多すぎるっ!!



ん?スカルとメグリニはいいのかって…?あいつらはスケルトンとゴーストを1000体ずつ倒さなきゃいけないけど…あいつらは極大魔法闇(固定ダメージ)で倒れてくれるからめっちゃ楽なのよ…



早く取り掛からないと3週間後のイベントに間に合わなくなる!急げ!







土日2話投稿……一話目です


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