ほとり

眠りの淵をふわふわと彷徨う時は

何時も同じ情景を見ているようだ

軸から付かず離れず円を辿り

繰り返し巻き戻しては鮮やかに蘇らせて

その光景が何なのかもわからないのに

胸が痛いようだと錯覚する


夜になれば其処を訪ねて行く

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