第22話 レモン汁 23/11/19

私の家族は夕飯を食べる時間がバラバラだ。


母と妹が食べている途中から私は食べ始めた。


本日の夕飯は鍋だった。


鍋のそばに果実を搾った黄色い汁が置いてあったのだが、しばらくそれに気づかずに鍋をつついていた。



一皿目を食べ終わり、黄色い液体の存在に気づいた私は、「レモン汁食べていい?」と訊いた。



妹「レモン(笑)」


母「レモンじゃないよ(笑)」



それは柚だったらしい。



妹と母が食べ終わった後に、父が食べ始めた。


だが、父も柚子の存在に気づいてなかった。


だから教えてあげた。



「お父さん、レモン汁あるよ」


「だから違うから、柚子だよ」



また間違えた。



夕飯を食べながらテレビ番組の笑点を見ていた。


有名な歌の「ああ〜♪川の流れのよ〜に〜♪」の歌?に合わせて「ああ〜♪日本のどこかに〜♪」の後に続くことを言うとか何とか。



私が一番面白いと思ったのは下記のやつ。



「ああ〜♪日本のどこかに〜♪」


「どうしたの?」


「STAP細胞はあります」



もし私がこれの真似をするとしたら、こうなる。



「ああ〜♪日本のどこかに〜♪」


「どうしたの?」


「私の彼氏になってくれる人は存在しますか」



これはもう一生彼氏できないフラグかなw



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る