激重
男友達が携帯を見せてきた。
彼女とのチャットが表示されている。
彼の「次いつ会える」に対して、既読の表示はない。
1ヶ月も前のメッセージ。それは即ち、関係の終焉を意味していた。
「もう諦めたら?」
「僕は待つことしかできないから。待つよ」
これは重症だ。
私の付け入る隙はない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます