気持ち悪くて吐きそうだ

 キミの「好き」はボクの好き。


 キミが、花が好きならボクも花が好き。


 次第にキミの「好き」がボクであればいいと思った。


 キミが死体が好きと言うから、ボクは死体になろうとした。


 結局失敗したけれど、キミの「好き」でありたかった。


「気持ち悪くて吐きそうだ」


 キミの言葉は心地良い。

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