捌話 疑心

崇文(なんだか最近、吉敷の様子がおかしい……イラついているのか?)


拳銃を買ってから数ヶ月後

いつもと同じように殺人を繰り返しているが、

吉敷はなんだかイラついいるようで

死体を何度も切りつけたり、

拳銃で撃ったりしている。


崇文(もしかしたら、俺に矛先が向くことがあるかもしれない……)

崇文(催涙スプレーでもいくつか買っておくか……)

崇文(念の為、うん、念の為だ、決して吉敷のことを信頼してない訳では無い)


誰にも聞かれてないのに言い訳のようなことを思う


拳銃を買った場所で催涙スプレーを買った


崇文(さすがに、ジャック・ザ・リッパーの子孫だろうがなかろうが、ただの人間だ、催涙スプレーは普通に効くだろう……)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る