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    第1話への応援コメント


    「案山子は人間子夢を見る」というタイトルと「今月は僕が案山子だ」のセリフが印象深く、読み進めていくと案山子が人間なのか、人間が案山子なのかという感覚になりました。

    当方の読解不足なのかもしれませんが、読んで不思議に思い、また最初から読ませていただきました。

    面白い物語をありがとうございました。


    【追伸】

    解釈は男子生徒、として捉えていたのですが、間違っていたらどうしようと思っておりました。
    当方の方こそ、言葉足らずで申し訳ありません…。

    わざわざ、至らぬ私のためにご説明ありがとうございます。
    あまり見ない視点のお話だったため、こちらこそ勉強になりました。

    改めて、ありがとうございました。

    作者からの返信

    貴重なご意見を下さり、本当にありがとうございます。

    内容もですが、タイトルの解釈の仕方等、分かりにくくて申し訳ございません。

    蛇足とは思いますが、一応補足として説明させて頂きますと、『案山子』となっているのは一人の男子学生です。

    校内で公正なる抽選により選ばれた、となっている生徒が、全生徒及び教員の盾となり、この世の不合理な、教育現場の秩序を乱しかねない『とある存在』を物理的に排除する役割を担う、という、少し突飛な世界観のお話です。尚、他の学校でも同様に案山子となる生徒がいます。月替わりの係のような物ですね。

    これは風刺的な意味合いと、自身の学校時代の渦巻くような強い感情が結集した形で、その為私の中ではとても思い入れの強い作品となっております。

    学校を守る「僕」と、訪れる「悪の代表」のような男との間に、果たして本質的な違いなど本当にあるのだろうかと、当時の私は多分、そんなことを感じていたのでしょうね。

    長々と説明してしまい、大変申し訳ございません。

    貴重なお時間を割いて読んで下さって、私は本当に嬉しかったですし、とてもありがたく感じました。

    水月様の作品にも、是非お邪魔させて頂きたいと思います。

    今回は本当に、ありがとうございました。