第18話…おかげさまで

目が覚めたら次の日になっていた。

熱は平熱に戻った。

着替えてリビングに向かった。


「おばさん おはようございます。」


「りなちゃんおはよう。熟睡できたみたいだな。熱は下がったの?」


「おかげさまで平熱に下がりました。おばさんのおかげです。ありがとうございます。」


「りなちゃんのことは娘のように思ってるからな。ご飯、できてるよ。胃に負担ないお粥にしたから。」


「ありがとうございます。顔洗ってきます…あっ もんちゃんってこの時間起きてますか?」


「起きてるよ。」


「もんちゃんにも世話になったから

電話します。」 


「そうしてあげて」


はじめに電話する


トゥルルルー トゥルルルー 


「りな おはようさん 体調はどうだ? 」


「おはよう おかげさまで平熱に戻ったよ。ありがとうございます。」


「お〜そうか〜♪よかったな〜

でも…今日までは仕事休むんだぞ。

病み上がりなんだからな。」


「そうするよ。本当にありがとう。

じゃね。」


「おう。」


電話を切った。


「あいかわらずはじめは元気やわ。朝ごはんにしような。」


「はい。いただきます。お粥が美味しい。」


「よかった。」


「美味しかったです。ごちそうさまでした。」


「はい。おそまつさまでした。顔色も良くなってきて安心したわ。食器洗ったら帰るから。」


「はい。」


おばさんが食器を洗い終わった。


「じゃ りなちゃんまたね。」


「本当にありがとうございました。

帰り道 気をつけて。」


おばさんが帰っていった。


明日から仕事だから1日中 ゆったりと過ごした。



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