10話

大会は勝ち続けており、


春はクラスや学校、おそらく部員達を除いて大人気である。


「好きです。バレーボールで活躍する姿が大好きでした」


「ごめんなさい、私他に好きな人が居るから」


「なら、友達から」


「ごめんね。あなたみたいな人、」


どーーーん、音が鳴る。


今の一瞬でボールを取り出して、横に叩きつけた。


「あ、あ、あ、」


「友達すら、無理なの!!あっ、あとここで会ったことは秘密ね」


「は、はい!!」


告白した男子は逃げていった。


そして、春がこっちに来て

「どう、優君??嫉妬しちゃった?」


「いやあの、」


嫉妬所じゃねぇ、つか、これわざわざ俺に隠れて見るように言って来たのは


「したよね」


「しました!!」


俺に逃げられてないと言うことを思い知らせる為だろう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る