【月曜日 08:13】別れた筈なのにヤンデレになっている元カノ
少し復活したエアコン
第1話
「俺達、別れたよな」
「そうだね」
「じゃあ、なんで家の前に居るんだ?」
「・・・別れたけど、まだ会いたいって」
「・・・いやいや、別れたなら。もう会わないでよ。もとから春の浮気だったんだし」
「・・・それはもう関係ないじゃん」
「あるだろ。別にお互いの理由とか、付き合う意味を感じなくなったとかなら、別れてからも会っていいと思う。けど俺はお前の浮気が許せなくて別れたんだ。だから会おうとすんなよ」
「・・・いいじゃん」
「話にならない」
俺は元カノを振り切った。
ーーー
「なんで付いてくるんですか?」
「友達だから」
「あなたは元カノですよね。優さんも付いてきて欲しくないと思ってますよ」
「思ってるよ」
「いいじゃん、私を一人にしないでよ」
「なら、別な人のところに行ってくださいよ」
「そうだ」
「・・・優」
元カノは急に俺に真剣な顔を向けてくる。
「本当にごめんなさい。でもこれからは反省するのでもう一度付き合ってください」
「・・・っ!」
「何を言ってるんですか!この人は!!」
余りにも急な発言に固まってしまった。
「付き合う訳ないだろう。許せないことをしたんだ」
「お願いします」
土下座してくる。
「優、行こう。」
「そうだね。」
そして、土下座している元カノをほっておき俺達は先行く。
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