第64話 昭和の時代の乗用車には当たり前装備だったけど令和の現在は見なくなったものシリーズ

①クラッチペダル

  なんてったってコレね!…昭和じゃマニュアルレバーでシフトチェンジしながら運転するものだったのよ、クルマは!


②三角窓

  昭和じゃまだまだよほどの高級車じゃなきゃエアコンなんざ付いて無かったから、暑い日は三角窓をひっくり返して風を呼び込みながら運転してました。


③チョーク

  これは逆に冬場の寒い日にね、エンジンスタート時のガソリン濃度を高める役割の装備。…その後電子制御になって現在のクルマには無くなりました。


④フェンダーミラー

  現在はドアミラーが標準だけど、昭和車のミラーはボンネット脇に付いていた。…ドライバーからミラーの距離が近くなったけど、狭路通過の際は初めの頃は神経使ったなぁ。


⑤8トラックカセットデッキ

  車内で音楽かけるとき、やたらデカいカセットだったのよ。…CDの前のカセットテープのさらに前の時代の機械ですね。…私はこれで清水健太郎の「失恋レストラン」など聴いて走っていました。


⑥窓開閉ハンドル

  現在はパワーウィンドウになりましたが、昭和ではハンドルぐるぐる回して開閉してました。


⑦菱形ジャッキ&L形レンチセット

  タイヤパンク時、スペアタイヤに換える際必須の道具。…これが装備されなくなってとても驚きました。


⑧煙草用灰皿

  昭和車は必ず付いていた。何なら後席にも付いていた気がします。…咥え煙草、片手ハンドル、片腕は開けた窓に肘をのせて運転してたね、昭和ドライバーは。


⑨三輪トラック車

  これは装備じゃなくて、三輪車のトラックが販売されて実際かなりの台数が走っていました。…ダイハツのミゼット(三丁目の夕日で鈴木オートの社長が乗ってるやつ)、 マツダのオート三輪などがありました。(私の一家が東京浅草から松戸に越して来るとき、この車でした)


⑩カーラジオ用伸縮スチールアンテナ

  カーラジオの受信アンテナで、運転席から手が届くAピラー上にたいてい付いていました。…東京から遠くなると受信感度が悪くなるので、スルスル伸ばしたりしましたね。3〜4段階くらい伸縮出来た気がします。


⑪再生タイヤ

  これも装備品とは違いますが、昭和の時代はすり減ったタイヤにまたゴムを貼り付けて再生して販売する店があったのですよ。…平成から令和にかけてタイヤの技術品質革新は目覚ましいですね。


⑫スパイクタイヤ

  冬季、積雪するエリアではスパイクタイヤが多く使われていました。…文字通り、タイヤにスパイクが付いていて路面を噛みながら走る訳ですが、そのためアスファルトが削れて路面が荒れ、乾いた道路部分では粉塵などの問題が起きて、やがて姿を消しました。…冬タイヤの技術はこうした時代を乗り越えて開発されて来たんですね。


 

 …ってところで。

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