第2話
あれから半年経った今でも、パワハラ上司の言葉が駆け巡っている。
最近高尾山に行ったりキャラクターのイベントに行ったりして、だいぶパワハラ上司のことを忘れられたが、どうやらパワハラのことをわかる人も多いし、パワハラのことを甘く見てて自分にも悪いところがある、という考えの人もいるようだ。
他の会社の人からパワハラって言われちゃうとみんな萎縮しちゃうから、って言われたりパワハラって言っても捉え方のすれ違いだけかもだし、とも言われたが、正直パワハラはそんな次元じゃない。
パワハラは不条理の塊だと思うし、それに苦しんでる人はいっぱいいるようだ。
スーパーに買い物に行くだけでもちょっとでも何か私がおかしいところあると、みんな小声でなんか言ってるし。私は耳が良いから舌打ちでも全て聞こえている。
最近は親に細かいこと気にしないように言われたが、細かいところが気になる人だと関わるのが難しいみたいだが、私はそんな自分が嫌いなわけではない。
色々喋ってきたが、この世の中が優しい世の中になるのは残念ながら難しい気がする。
酷い人は酷いままだし、優しい人はいつでも優しいだろうから、言うときは言わなきゃいけないことが多い世の中だけど、私はなるべく繊細で優しい人のままでいたいと思う。
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