第36話「女嫌いで有名な伯爵との結婚が決まりましたが、薔薇とお菓子を好む魔の森の王に求婚されました。貴族達から人形令嬢と呼ばれている伯爵令嬢は、黒猫の魔物であるトアが美形の男になれる~ 宣伝します」

 こんにちはタカナシです。


 今回は短編のご紹介。


「女嫌いで有名な伯爵との結婚が決まりましたが、薔薇とお菓子を好む魔の森の王に求婚されました。貴族達から人形令嬢と呼ばれている伯爵令嬢は、黒猫の魔物であるトアが美形の男になれるなんて聞いてません。」ジャンル:恋愛

作者:桜庭ミオ

タグ:伯爵令嬢主人公・人形令嬢 魔の森の王・黒猫の魔物・美形の男 人外   

   もふもふ 魔法 薔薇 葡萄酒 求婚

https://kakuyomu.jp/works/16817330666959399078


あらすじ:

伯爵家次女――ラピスは、無口で感情を表に出さないので、貴族達から人形令嬢と呼ばれている。


自由奔放で我儘な姉と、ラピスに対して無関心な両親。そして、使用人達と共に屋敷で暮らすラピスは、今年の春に成人して、十八歳になった。


秋。

来月の新月の日は、姉の結婚式。姉が嫌がるので、ラピスは参列しない。

姉が、自分が結婚する前に妹が結婚するのも、婚約者ができるのも嫌だと言ったため、ラピスには婚約者がいなかった。だが、姉の我儘で、姉の結婚式よりも前に、屋敷を出ることが決まる。


ラピスは、女嫌いで有名な伯爵と結婚することになったのだ。


人間達が恐れる満月の夜。

ラピスは一人、葡萄酒を味わった後、分厚いカーテンを開けて、月を見上げた。

すると、猫の声が聞こえてきて――。


感想:

 桜庭さまらしい綺麗な小説でした。

 心情描写も風景描写もお綺麗で、心が洗われます。

 ざまぁ的な要素が入ってもいいようなタイトルにも関わらず、誰もそういう風にはならず、主人公が自己評価低いのに他者を恨まない精神なのが美しいです。

 詩的な雰囲気がお好きな方に是非オススメしたい一作です。


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謝罪

 すみません。今回、タイトルが長すぎまして、どうやら、小タイトルにつけられる文字数をオーバーしていたため、タイトルが途中で終わっています。

 正しいタイトルは、記事本文からお確かめください。

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