即興で書いたラブストーリー

進藤 進

第1話 たまたま、紅茶をいれたので

淡い湯気が。

ユラユラと。


見つめる貴方の瞳を。

ボンヤリと霞ませて。


今日のワンピース。

紺色の地に。


薄い花柄模様。


何だか。

レトロ。


僕のために。

着飾ってくれたのですか?


それとも。

只の普段着。


それでも、良いです。


僕は。

僕にとっては。


とても奇麗で。

素敵な貴方だったのですから。

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