この世界の御伽噺編
〜112〜光司ってアースではライトと呼ばれてるらしい。
そういえばおとといに、アースへ行ってきた光司です。
3ヶ月経ったからなんだけど。
今回はエルフの里【フランデ】に視察してきたんだけど、いつも通り普通に何もない所に降りるのかと思ってた。
けど、前にクロウが作ってくれた神殿に降りる事になった光司御一行。
アソコはフランデの祭事やらしてて、そこからの貢物がすごいんだよね。
薬とか、絵画とか、神像とかetc……。
エリクサーが届いた時はビックリした。
お礼しなくちゃね。
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そんな事を考えてるうちに地上の神殿へと降り立つ。今回は危険がないだろうという事で『幻影オブジェクト』はなしになった。
意外と高いらしく、前まではアリスに手配を頼んでいたけど今回はやめておいた。
でも今回だけだけど衣装とかも神様っぽくした。
天使の羽つけたり、神様って感じの布の服。
でも、布の中は普通に服着てるよ?
ゼウスさんみたいに変態じゃあないもん。(急に被害を受けたゼウスww)
で、降りたらなんか儀式の途中だったらしく、祭壇の上に降りたわけです。
クロウならクロウの像の前、アリスや、嶺もとい、サミエルもそれぞれの像の前に降り立ったのだ。
儀式中のエルフビックリしてた。
顔が布で隠れてるから誰かわからないけど。
わかったとしてもまずまずその人達を知らない。
うん。(本当)
うん。(謝罪)
うん……。(ごめん)
なんかガヤガヤし始めて土下座したりしてるし。
なんか謝らせてるみたいでイヤなんだけど。
どないすれば良いん?
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ここは場所を
変えるのが一番
いい方法だと。
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あーね。
キラありがとう。
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いえ、それほどでも。
今回は行けないので
ここから情報を
送っていきますので。
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おーけー、おーけー。
了解したよ。
「ここは場所を変えましょう、崇められるのは主神【ライト】は苦手と仰っています」
ナイス、サミエル。
そういえば俺は主神【ライト】としているんだったな。
クロウは戦神【クロウウェル】として。
アリスは治癒神【アリスティア】という名前。
あといつもの嶺は智神【レイ】だ。
そしてこの世界に降りる時に使う嶺の偽名は魔導神【サミエル】として名が通っている。
嶺が二人いる理由は嶺いわく。
「いつもの嶺は優しく知的な神としてこもっている設定。サミエルは情報を集めているとする事で、怪しまれずに国の中にも潜入出来る」
という事らしい。
そして、みんな温厚な神という設定で、戦争や内戦が嫌いだ。
だが、怒りに触れれば死ぬしかないという結構凄い事になってる。
今更だけど大変なんだなぁ……。
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読んでいただきありがとうございます。
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