弾に魂を込めたら偶々、親玉を倒し、珠の輿も賜わる

第10話

外人が泡を吹いて動かなくなったところを見て安堵し、５人の金的も蹴り、失神させる。

葵の方に行かなければ！と思った矢先の出来事で

葵「球ちゃん！警察の人たちと助っ人読んできたよー！」

おっちゃん「こんなやつ取り逃すんじゃないよ〜」

鯷球「おっちゃんナイスぅ！」

葵「捕まりそうになったところこのおじさんが助けてくれて！前珠ちゃんと遊んでるところを見たから友達かなって思ってついてきてもらったの！そしたら警察の人と合流したの！」

鯷球「葵ちゃん怪我はしてない？」

葵「おじさんが守ってくれたから大丈夫！」

おっちゃん「ったく、なんつう事件に巻き込まれてるんだか」

鯷球「未来ある若者を守れただけで嬉しいだろ？」

おっちゃん「そうだなぁ」

警察「ご協力感謝します！」

鯷球「あ、源ちゃん。よろしくね」

源三郎「はい！今から応援が来ますので、大丈夫です！全員で7名で間違いないですか？」

鯷球「あぁ、大丈夫だと思うけど茜ちゃん、葵ちゃんはどう？」

葵「わからない、色々怖くて」

茜「私も、びっくりしちゃって」

源三郎「そんなところ申し訳ないのですが、お話は聞かせてもらってよろしいですか？」

茜「いいけど…」

葵「球ちゃんのせいで臭いけどいい？」

源三郎「…明日にしましょうか」

鯷球「源ちゃん、すまん」

源三郎「いえ、街の安全を守っていただき、ありがとうございます。それでは応援も来たみたいなので輩を連行します」

鯷球（源ちゃん、こいつら人身売買のグループみたいだ。外人は結構知っているみたいだが、他は雇われっぽいな。何かの当てにしてくれ）

源三郎（わかりました。ご協力ありがとうございます）

茜「葵―！球ちゃんー！帰ろうよー！」

葵「おじさん、ありがとうございました！」

おっちゃん「助け合いだ、助け合い」

葵「失礼します！」

鯷球「おっちゃんと遊んでいるように見られていたことがショックだ」

おっちゃん「元気でいい子たちじゃないか。守れてよかったな」

鯷球「おっちゃんありがとうな」