第3話
俺は春と夏に妹に抱きしめられて、そして、とりあえず妹だけにして貰った。
「本当に自殺しようとするとかバカだよ、お兄ちゃん!!」
お兄ちゃんか、そう言われたのいつだっけ?
確か、2年前くらいかな??
最近ずっとクズとか、クソとかだったし、
「お兄ちゃん、本当になんで自殺したの?」
「死ねって言われたから」
「それだけで自殺するの馬鹿でしょ!」
俺にとってはそれだけじゃない、今までのストレスが沢山あった。
だから、飛び降りたんだ。
「お兄ちゃん、もうお願いだから自殺しないで」
「・・・」
妹は涙を流す。でも、なんだろう。前だったら同情したかも知れないけど、今はそんなにだな。あそこから落ちてなんか色々とどうでもよくなった感じがする。
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