帰国〜ショウー2

 レイちゃんママに、うちに少しだけでも寄っていかないかと言われた。


 レイちゃんの家に着くと、リビングの一角に、レイちゃんパパの遺影と骨壷が置いてあった。

革ジャンを来て笑っている。

たくさんの花が飾ってある。

また涙が流れる。



「お前に見せたい物がある」

ぐっさんが言った。



大きめのフォトフレームに入れられた紙には





愛する家族と友人達へ



俺の魂はお前らと共にある


何時もだ


それを忘れるな




涙がとまらない。



ぐっさんが、


「お前に宛てた手紙も入ってた」






それは、真澄も同じだ。


真澄の魂はいつもお前と子供達と共にいる


それを覚えておけ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る