男女比1:1の正常世界↔男女比5:1の異常世界 〜男女比のおかしい世界はもとの世界より快適かもしれない〜

プロローグ

「んぁーよく寝た…！

　８時間睡眠は素晴らしい！」

　やはり昨日は１０時に寝て良かったなー、と思いつつ目を開けると、少し違和感を感じた。

　あれ、なんか暑くない？

　確かにもう４月で、春真っ盛り。

　たまに暑いなと思う日はあるが、ここは俺の部屋。

　室内で、昨日もしっかりうちのエアコンではギリギリ節電モードの２８度に設定して寝たはずなんだけどな…。

　そう思いエアコンのリモコンを探す。

　あれー、机の上に置いたはずだけど、どこいった？

　俺は割と綺麗好きで、しっかり整理整頓もしてるから、無くすことはほぼないんだけど…。

　あれ、てかエアコンがそもそもなくね？

　そんなことある？

　でも実際見当たらないし…

「母さーん？

　エアコンのリモコンしらなーい？」

「うるさいわね。

　朝から何ごと!?」

　あれ？ウチの母さんこんな短気だったっけ？

「エアコンのリモコン知らない？

　てかエアコンは？」

「は？

　何言ってんのあんた、男の部屋にわざわざエアコンなんてつけるわけないでしょ？」

　え？？？？

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　ども、猫島です。

　この作品は十分更新が遅い「…モンスターとの共存…」よりさらに遅いです。完全に気まぐれで書いてます。「モン…長い！いつか略称を決めたい…。の方は一応紙に書いてから打ち込んで、という作業をしているんですが、こっちは完全に脳内です。そこも含めた見ていただけると嬉しいです。

　長文失礼しました。