第113話
「
「はい、ありがとうございます・・・」
結局、鳴海先生はクラスの皆から
先生は日本史の先生とのことで歴女からジョブチェンジ?して高校の日本史の先生になったとのことだ。
日本史では鳴ちゃん先生の授業を受けることとなる。
それと、転入生が3名来るらしいが、手続きと本人たちの都合で1週間ほど遅れるとのことを説明を受けた。
3名と言うのは丁度空きがあることもあり受け入れたのかもしれないが、一クラスにまとめるのはどうかと思うが、決まったことをとやかく言っても仕方ないし、生徒が何か言ってもこの問題は意味が無いだろう。
それと、3日後には新入生の1年生たちが入って来るらしく、生徒会の涼子さんよりヘルプを頼まれたので入学式の日は案内スタッフとして登校予定である。
天音たちやタツ、朱莉さんも同じく頼まれたとのことで同じく登校することとなる。
それと、蛭田が強制参加となった。
「俺は休みを満喫したいのだが・・・」とか言っているが、一美さんからの一言で「喜んで仕事させて頂きます」とか揉み手で言っているのだが?何か弱みでも握られたのであろうか?まぁ蛭田よ頑張れ!!
当日、プラカードを持って体育館へ案内したりするだけなので楽なものである。
俺とタツと蛭田は一塊となり案内係として動いている。
他は天音、紗姫、清美と智、乙女、朱莉さんの2チームで一美さんは涼子さんの補佐をするらしい。
早速、馬鹿な新入生の男子が女性陣に声を掛けているが、ナンパみたいなことをしている様で軽くあしらわれていた。
流石にそれ以上変な行動を取る者は居ない様であるが、取ったとしても鎮圧されるのがオチである。
何せそれぞれのチームには
「あの・・・」
「如何した?迷子ですか?」
「いえ・・・先輩は私の事覚えていますか?」
「え?・・・スマンが覚えてない・・・」
「そうですか・・・」
がっくりと肩を落とす新一年生の女生徒。
蛭田が「ハーレム王が女の子を忘れるとか無いわ~」とか言っているが、最近遠慮が無くなって来たぞ此奴。
落ち込んでいたその新一年生の女生徒は気を取り直した様で再度話し掛けてきた。
「同じ中学校の後輩で
「そうか・・・」
すまんが全く覚えていない。
居た堪れない気持ちにはなるが覚えていないものは仕方ない。
「かなり遅いですけど・・・今度その時のお礼もしたいのでお時間下さい」
そう言って彼女は答えも聞かずに走り去っていった。
走り去った方が体育館と逆方向だったので直ぐに追い駆けて体育館の方を教えたのはご愛敬である。
その後は普通に仕事をこなし、入学式が始まったのでお役御免となった。
このまま帰るのもと言う事で皆でお花見をすることとした。
桜の花が舞い散る中のお花見で中々に風流である。
近くのコンビニで各々好きな飲み物とお菓子を買いワイワイと話し始めた。
「茂武、何だか同じ中学校の後輩ちゃんに声掛けられたんだってね」
「え?何で知っているんですか?」
一美さんが獲物を見つけた様な目で俺にそんなことを聞いて来る。
この件を知っている2名の内、一美さんに情報をリークするのは蛭田だな。
蛭田をじっと見つめるとニヤリと笑っているので間違いない。
本当に此奴は遠慮が無くなって来た。
それだけ気心が知れて来たと言えるのかもしれないが、中々にいい性格をしている。
今度俺も奴のことを揶揄う事を心に誓った。
「それで?思い出したのかな?」
「いえ・・・全く・・・」
つまらないと言った感じで興味を一気に無くしていく一美さん。
そんな時に燃料を投下する者が現れた。
「茂武、覚えてないの?」
「紗姫は覚えてるのか?」
「うん」
紗姫から聞いた話では俺が中学3年の1学期にいじめられたいた彼女を助けたらしいのだが・・・異世界行く前の事であまり覚えていないし、そのいじめの現場に遭遇した俺が「お前らいじめとか頭悪すぎ、それってお前らにとって意味あるの?」て言ったらいじめっ子の女の子が沈黙してしまいなし崩し的にいじめが無くなったらしい。
全然覚えておりません。
「そりゃ惚れるな」とかタツが言う。
蛭田が「何それカッコいい」とか行っているが・・・あ、蛭田って蓮美さんから同じような感じで助けられたんだったな。
天音も「茂武は今も昔もいい男ね」と言って他の女性陣も同意してワイワイ盛り上がっている。
目の前で褒められると凄く恥ずかしいものである耳まで熱くなる。
それを見て乙女が「耳まで真っ赤だぞ」と言ってきたがそこはスルーしてください。
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