第36話
早速プライベートビーチへと繰り出して来た。
キャッキャウフフのビーチバレーに、去年も楽しんだバナナボートをジェットスキーで引っ張ってもらうやつに、サンドアート作りと1日目から海満喫である。
サンドアートは舞香監修の下、大きな物体が完成した。
本人は城と言っているが、魔王城か何かだろうか?異世界で見た魔王城だった
夕方前には遊び疲れて舞香が舟を
楽しみにしていた夕食前に寝る訳にはいかなと必死に眠気と闘っていた。
そんな舞香に紗姫が声を掛けている。
「舞香ちゃん少し寝たら?夕食前には起こしてあげるよ」
「
昔から仲が良かったが、
ふと少し遠くにいたタツと遠藤さんが良い雰囲気で夕暮れの海を仲良く見ている。
肩を組んでイチャイチャしているがあれがアオハルと言うモノなのだろう。
それをボーと見ていると、天音が話し掛けてきた。
「最近、やっと落ち着いてきた感じがするよ」
「何が落ち着いて来たんだ?」
「茂武の雰囲気」
「俺の?」
「そう、あっちから戻って来てからここ最近まで私達も含めてだけど女性に警戒していたような感じがしてた」
「そうかな~自分ではよく解らんが、言われると何かそんな気がするけど、どうしてそう思った?」
「今日、茂武の方から紗姫にハグしてたでしょ?」
「まぁそうだな・・・気が付いたらハグしてたわ」
「ちょっと前までは何か線引きしているみたいに一定の距離を設けてたような感じだったよ。距離
「そうなのかな?」
「私も智も乙女さんも、それに紗姫も清美も茂武の事が大好きなの知ってても自分から絶対あんなことしなかったのに、それにね、今日だけでなく最近なんか和らいだ雰囲気になってるんだよ」
本当に自分では解らないが、何時も一緒に居る事が多い天音がそう感じるのであれば間違いないだろう。
最近と天音は言ったが、実際、何時位からだろうか?
そんな事を考えていると、天音がまた話し始めた。
「最近、私たちが積極的になってるように感じない?」
「そんな気はしてた」
「何で積極的に皆が成っていると思う?」
「そんなの解る訳ないだろ?」
「そんな所は鈍感だな~」
「鈍感な男子でごめんなさい、そんな私にお教えください天音様」
「もう、仕方ないな~」
天音は嬉しそうに俺に語ってくれた。
俺が最近、雰囲気が柔らかくなり、彼女たちの距離が近くなってもその間隔をそのままにしているなど、そんな些細な行動から俺の変化を感じ取ったらしい。
「え?たったそれだけで気が付くものか?」
「何言っているのよ、恋する女の子は好きな男の子の
俺の事を凄く愛おしいといったような感じで見つめてくる天音。
天音が凄く
「智~~~良いところだったのに邪魔して~~~」
「え~~天音が抜け駆けするのが悪いよね?」
「私からじゃなく茂武からしようとしたから良いの!!」
天音は真っ赤になりながら智にそう言って俺の方をチラリと見た。
「茂武からなら良いんだ、ふんふん、成る程、成る程」
智は俺の方を見ながらニヤリと笑って、さあ来いといった感じで大きく手を広げて佇んでいる。
「智~~~」
それを見ていた天音がジト目で智と俺をじっと見つめている。
乙女がそれを見つけ「今はまだ皆平等に」と言ったことで全員をまたハグすることになった。
それを見ていたタツは「シゲ
それを喰らいタツは砂浜のオブジェと化していた。
俺で遊んでいいのは誰も居ないと思いたいが、最近、女性陣から
嫌いではないのでまぁ良いか。
夕食はバイキング形式で好きなものを好きな分だけ取る感じで、舞香と遠藤さんが大喜びしていた。
舞香は「ステーキ、ステーキ」と言ってお肉にかぶり付いている。
肉スキーの舞香は大満足だろう。
それにしても、「お兄の妹で良かった」とかこのタイミングで言われてもあまり嬉しくないぞ。
あの後、タツも何とか許して貰ったようで夕食に参加している。
遠藤さんに
本当に仲が良い2人であるが、タツがたまにチョンボして遠藤さんに
夕食も終わり、皆で海辺で花火をしながら明日は何して遊ぼうかと話し合った。
明日は蓮美さんも合流するので彼女も含めたプランを考えながら楽しく話し、良い時間となったのでその日はお開きとなった。
★~~~~~~~~★
「久しぶりに海に行くんだ~楽しみ~」
彼女は楽しみだったのであろうそんなことを
「「え?誰と行くんだ!!」」
「お前らには関係ないだろ?」
武闘派の彼は考える。
多分、乙女の関連ではないだろうか?と。
バイクスキーな彼は考える。
まさか男とではないよな?と。
1人が彼女に確認する。
「俺も行ってもいいか?」
「私の一存では決められないぞ・・・」
「誰に確認すればいいんだ?」
彼女はしまったと思っている。
「さあな」
2人の男たちは無言となり、それぞれの
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