夢の中に潜れたらどれほど良いだろう
長山レイ
朝
靡いたカーテン
風を感じて 筆を走らす
君に色をのせて 君を呼びだす
明け方夢で君を感じた
肩を並べて踊り出す
手を取り走る
途端に連れ戻される
悲しくなる
見たいのに 続きが見たいのに
今ここに君がいたはず
そこで待っていて
迎えに行くからね
君との約束を楽しみにして
満員電車に乗り込む
今日も時間に追われ生きている
窓の朝日
光を感じて 外に出る
猫と目が合う 逃げられた
なぜかみんな離れてく
ここにいてよ
あくびをする
大きなあくびを
連れてって
あの世界へ 楽しい世界へ
広い広い
この世界は自由だ
君と話ができる
時間なんて気にならない
みんなが周りを囲って笑い合う
ずっとずっと ここにいたいのに
目覚まし時計が邪魔をする
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