　遅刻はしない。頼まれたことはやりきる。50%でも構わないから早く仕事を出せ。

　本書は『入社1年目の教科書』はライフネット生命株式会社、代表取締役兼COOの岩瀬大輔氏が書かれた本です。本書は社会人になって間もない人、これから社会人になろうとしている人に向けて書かれた本です。

　本書の一文に感銘を受けた文章がありました。「読書は著者との対話である」。だから一冊一冊丁寧に読まないと著者に対して失礼であると思いました。そしてただ読書をするのではなく、読んだあとに感想を書かないと知識として頭に残らないということも書かれていた。ただ読書をするのではなく、つまりアウトプットを前提としたほうが記憶に残るし、今後の自分の人生を切り開いていくための知識として武器になると思った。勉強や読書は歳をとってもしたほうがいいと思った。

　「仕事とは未知の分野への挑戦の積み重ねです。それを自分の血肉としてはじめて、社会人としての飛躍的な成長を望めるのだと思います。」

　僕は著者のこの言葉を読んだ時に、少し勇気をもらいました。僕は今、作業所に通っていますが、いずれ障害者雇用で就職したいと思っています。就職は僕にとって未知の領域への挑戦です。僕はこの本を読んで障害者雇用での就職に挑戦したいなと思いました。

　この本を読んで、モチベーションが上がったのと同時に、障害者雇用での就職は僕は社会人として、いや人間として飛躍的に成長させてくれるものだとあらためて認識しました。