第15話 きのこの日/『きのこのたくましさ』
ごみ捨て場に見知らぬきのこが生えていた。本来湿気を通すためのすのこが回収されずに放置され、雨に濡れてじめじめの温床になったのだろう。
条件が揃わずに整っていない環境でも、このきのこは木材腐朽菌を活性化して、自ら成長したんだ……。
「親ガチャ失敗」という言葉で全てを諦めた自分を省みる。
◆10月15日は「きのこの日」/2023年10月15日作
#140字小説 『きのこのたくましさ』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます