小説家は出版社に著作権をとられて割を食うと聞きますが、実際どうでしょう?

西村博之氏の言葉


【質問】


小説家は出版社に著作権をとられて割を食うと聞きますが、実際どうでしょう?


【回答】


僕はブラックだと思いません。


例えば商業出版すると、小説家に10%の利益、90%もっていかれるのは損だと考えるか?


アマゾンキンドルなら、もっと高い割合で自分の懐に利益が入るではないか。


否。


例えば、小説を出して、たとえそれが100万の収入にしかならなかったとしても、1冊商業出版で本を出せたら、小説家を名乗れます。


しかし、アマゾンキンドルで自分で本を売っていても、それはただの自称小説家にすぎない。


一度でも商業出版できたら、小説家が名乗れます。


それから(次のチャンスをもらえなくても)アマゾンキンドルで自分で出版したら、一度商業出版できたことで世間の自分を見る目が変わるので、小説家を名乗って自分の本を売ることができる。

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