第7話方言の波及
京都から遠い国の言葉は未だに、地方により宮中言葉が方言として残っている。
僕はバリバリの鹿児島県人であるが、会社では東北の支部のオジサンに、「秋田生まれですか?」とか、「関西の方ですか?」などと、間違われる事が多い。特に近距離の沖縄の方と間違われる事が多い。
イントネーションは標準語にしないと、電話口で同じことを何回も話さなくてはいけない時がある。
さて、方言。
鹿児島弁で豆腐の事を「おかべ」と呼ぶ。都言葉であれば、「おかべ」とは白い壁を表す。
だから、白い壁になぞらえて、豆腐を「おかべ」と言うのだ。
また、「あたらしか」と、言う言葉は「新しい」と言う意味では無く、「勿体ない」と、言う意味で鹿児島弁として根付いていて、良く「あったらしか」と言う。これも都言葉。
水面に石を落とした様に、宮中言葉は地方に根付いている。
まだ、探せばあるかもしれない。
方言を聴くのも、面白いと思う。
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