「言葉と共に」#言葉の添え木より


 脚本家としてまだ二分の一の人生も越えてない。今日、配った台本の話は傑作だと自負している。もう部長に迫るくらい力作だと信じている。後輩に台本を配るのを任せたけれど主役のアイツは何故か悲しそうだった。悲しいという一文字もない物語りなのに。

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